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ひとり社長必見!自分でできるSEO対策6つのステップ

SEO(検索エンジン最適化)は、GoogleやYahoo等の検索エンジンでwebサイトを上位表示させ、より多くの方にwebサイトに訪れてもらうための重要な戦略です。

特に、ひとりで事業を運営するという限られたリソースの中で最大限の成果を出すために、自分でできるSEO対策を知っておくことは非常に価値があります。

ぼく自身もひとりで事業を運営しており、このサイトも自分ひとりで運営をしています。
また、ひとり社長さんのwebサイトのSEO対策の支援も数多く行っています。

そこで今回は、ひとり社長が自分でできるSEO対策をご紹介します。

ステップ1:どんな情報にニーズがあるかを考える

SEOの本質は、良質なコンテンツを作り続けることであり、具体的には、ユーザーが直面している悩みや課題に対する解決策を提供することにあります。

Googleで検索を行う時、それは知りたいことがあるか、解決したい問題があるからです。
つまり、悩みや課題を解決できる情報や、それらのなにかヒントになる情報を求めて検索を行っています。

このため、SEOを行う上で、ターゲットとなるユーザーの悩みや課題を深く理解することが不可欠です。

まずは、ユーザーの悩みや課題を理解するために、以下のような点を考慮してターゲットとなるユーザーの人物像を具体的に書き出してみましょう。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業/職種
  • 顧客の現状
  • 顧客が最も解決したい課題
  • なぜこの顧客はまだあなたのサービスを利用していないのか?

これらの要素を踏まえて、自社のサービスを購入しそうな人物像を想定することで、より明確にターゲットユーザーをイメージすることが可能になります。
さらに、実際の顧客に対してアンケートやインタビューを実施することも、ユーザー理解を深める上で非常に効果的です。

ユーザーが本当に求めている情報を提供することで、SEOの成果をより高めることが期待できます。

ステップ2:ニーズがあるキーワードを選ぶ

ニーズを掘り下げたら、次はターゲットがどのようなキーワードで情報を検索するかを考える段階に移ります。

キーワード選定のプロセスは、主に以下の3ステップで構成されます。

  1. ユーザーの悩みや課題に基づくキーワードの洗い出し
    ユーザーが抱える問題やニーズから、彼らが検索しそうなキーワードを想像します。ラッコキーワード等のツールを活用して、どんなキーワードが実際に検索されているのかを調べることも重要です。
  2. Googleキーワードプランナーでの確認
    想定したキーワードが実際にどれだけの検索ボリュームを持っているかを、Googleキーワードプランナーで調査します。
  3. 検索ボリュームと自社サイトの状況を踏まえたキーワードの選定
    検索ボリュームと自社のウェブサイトの現状を考慮して、最終的なキーワードを選びます。

キーワード洗い出しの具体例(ラッコキーワードの活用)

例えば、「SEOで集客を伸ばしたいが、SEOの外注は予算オーバーで難しい」という悩みを持つユーザーを想定してみます。

このユーザーは、費用を抑えつつも効果的にSEO対策を行いたいと考えています。
しかし、SEOに関する知識が乏しいため、「自分にもできるのか?」「どのように始めればいいのか?」といった疑問を持っている可能性が高いです。

この場合、ユーザーが検索しそうなキーワードは「SEO対策」「自分でできる」「方法」などになります。

その後、ラッコキーワード等のツールを活用して、どんなキーワードがあるのかを実際に調査をします。

■ラッコキーワード

https://related-keywords.com/

https://related-keywords.com/

Googleキーワードプランナーでの調査

次に、これらのキーワードが実際にどれだけの検索需要があるのかをGoogleキーワードプランナーで確認します。

このツールを使うことで、キーワードの検索ボリュームや競争の激しさを把握し、SEO戦略に役立てることができます。

このプロセスを通じて、最終的に自社のウェブサイトに最適なキーワードを選定し、効果的なSEO対策を展開することが可能になります。

■Googleキーワードプランナー

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

なお、ラッコキーワードとGoogleキーワードプランナーの具体的な使い方は、過去の記事で解説しておりますので、実際に使ってみたい方はぜひこちらをご参照ください。

ステップ3:ニーズに沿ったコンテンツを作成する

スッテプ1とステップ2で、ユーザーのニーズや、検索キーワードを押さえたら、ようやくページの作成に取り掛かります。

コンテンツ作成に際しては、まず構成を作成することが重要です。
この構成は、コンテンツにどのような見出しが含まれるべきか、内容がどのように流れるべきかを示す「設計図」となります。

ターゲットの検索意図に基づき、どの情報を伝えるべきかをリストアップし、読み手が理解しやすい順序で整理します。事前に構成を計画することで、白紙の状態からの執筆がぐっと楽になり、効率的に文章を作成できます。

ちなみに、ぼくはこの構成案の作成はChatGPTを活用しています。かなり効率化できてオススメです。

ChatGPTに構成案を作成してもらう際は、可能な限り具体的な情報をしっかり与えましょう。
ステップ1、ステップ2で掘り下げた内容をChatGPTに伝え、それを元に構成を作ってもらいます。

  • コンテンツのトピックやテーマ
  • コンテンツの目的
  • どんな人に向けたコンテンツか(誰のどんな悩みのためのコンテンツか)
  • 入れて欲しいキーワード、等

といった形です。

構成が決まったら、コンテンツの作成に着手します。
ここでは、ターゲットユーザーが日常的に使用する表現や言葉遣いを意識しましょう。

同じ言葉でも、ひらがな、カタカナ、漢字といった異なる表記がありますので、ターゲットがどの表記を好むかを考慮することで、読み手がコンテンツに対して抱く違和感を最小限に抑えることができます。

また、テキストだけではなく、図表などの視覚的要素を取り入れることも、魅力的なコンテンツ作成には欠かせません。

一見、手間がかかるように思えるかもしれませんが、ビジュアル要素はコンテンツを読みやすくし、ユーザーの理解を助けます。

テキストだけの連続は読み進めるのが難しくなり、ユーザーが途中で離脱してしまうリスクも高まります。SEOの観点からも、図表を交えたコンテンツはプラスに作用します。

読み手の満足度を最優先に考え、質の高いコンテンツ作成を目指しましょう。

ステップ4:内部SEOをきちんと行う

内部SEOとは、Webサイトの内部構造について実施するSEOです。
タイトルや見出しなどのタグ、メタディスクリプションやalt属性の設定、Googleが推奨するソースコードの構成などがあります。

要するに、見出しにはhタグを使ったり、タイトルタグには狙ったキーワードを適切に入れたり、スマホ対応をきちんとしたりする、といった内部構造を整える施策になります。

内部SEOについては、過去記事で詳しく解説をしておりますので、ご興味のある方はぜひこちらをご参照ください。

ステップ5:ローカルSEOを活用する

ローカルSEOとは、地域名を含むキーワード(例:カフェ 東京)や地域に密接な関係があるキーワードを使って検索した際に、その地域にいるユーザーのGoogle検索結果やGoogleマップ上で、自店舗の情報を効果的に表示させ、来店を促すための最適化を行うことを指します。

ローカルSEOは、地元の顧客をターゲットにしたビジネスや、物理的な店舗や施設を運営する企業にとって不可欠です。

ローカルSEOを理解し、適切に対策を行うことで、地元の検索ユーザーに対して自店舗を効果的にアピールすることが可能になります。

「カフェ+東京」や「本屋+渋谷」といった具体的な地名を含むキーワードや、その地域に特化したサービスを検索する際に、検索結果は検索者の位置情報や地域特性に大きく左右されます。

ローカルSEOは飲食店や士業等、地域に根ざしたビジネスに特に有効です。

ローカルSEOのメリット

  • 地域での可視性の向上
    地域名を含む検索クエリに対して、自社のビジネスを検索結果の上位に表示させることができます。
  • ターゲット顧客へのリーチ
    地元の顧客が求めるサービスや商品を提供することで、より関連性の高いリードを獲得できます。
  • コンバージョン率の向上
    地域密着型の検索ユーザーは、具体的なニーズを持って検索を行うため、訪問から購入や予約へと移行しやすくなります。
  • 競争力の強化
    地域内でのオンラインでのプレゼンスを強化することで、同業他社との競争に勝ち抜くことが可能になります。
  • 顧客との関係構築
    地域コミュニティーに貢献するビジネスとして認識され、顧客との信頼関係を深めることができます。

ローカルSEOに向いている業種

  • 飲食業界
    レストラン、カフェ、バーなど、地元の顧客を対象とした飲食店。
  • 小売業界
    地域コミュニティー内で商品やサービスを提供する小売店。
  • 医療・健康サービス業界
    歯科医院、クリニック、スパ、マッサージサロンなど、健康サービスを提供する施設。
  • 法律・専門サービス業界
    弁護士事務所、会計事務所、不動産会社など、専門的なサービスを提供する業界。
  • 美容・ウェルネス業界
    美容院、ネイルサロン、エステティックサロンなど。
  • 修理・メンテナンス業界
    自動車修理、家電修理、清掃サービスなど、地域内でメンテナンスや修理を提供する業種。

ステップ6:分析と改善を行う

コンテンツを作成し、公開したらやっと終わり!

ではありません。

公開後の効果検証が欠かせません。

効果検証を行う主な目的は、設定した目標の達成度合いを把握し、改善すべき点を明確にすることです。

しかし、SEOの成果は一夜にして現れるものではありません。
新しいページが検索結果で上位に表示されるまでには、通常2~3ヵ月、場合によっては1年近くかかることもあります。

Googleが公式で以下のように明言しています。

「成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。」

引用:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/do-i-need-seo?hl=ja&visit_id=637722825791153934-2355809389&rd#getting-started-with-seo

「SEOによる成果が出るまでには時間がかかる」という事実を念頭に置きましょう。
そのため、新規ページを公開した直後に成果が見えなくても心配する必要はありません。

効果検証のタイミング

新規ページのSEO成果を判断する最適なタイミングは、公開から3ヵ月経過して、順位が安定してきた頃です。この期間を過ぎたら、現状のコンテンツがユーザーのニーズにどれだけ応えているかを検証し、必要に応じて改善を行います。

効果検証に役立つツール

効果検証を効率的に行うためには、適切なツールの使用が不可欠です。特に以下の2つのツールは、1人社長にとっても手軽に使える強力なサポートとなります。

  • Googleアナリティクス
    サイト訪問者の行動や特徴を詳細に分析できます。どのページが人気か、訪問者はどこから来ているかなど、貴重なデータを提供してくれます。
  • Google Search Console
    サイトへの流入経路や検索クエリを分析でき、SEOの効果検証に直接役立ちます。

■Googleアナリティクス

https://developers.google.com/analytics?hl=ja

■Googleサーチコンソール

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

これらのツールを活用して、アクセス状況やユーザー行動、コンバージョンの変化を定期的にチェックし、効果検証を行いましょう。データに基づいた改善は、ビジネス成長の加速に直結します。

まとめ

今回ご紹介すた方法は誰でも実践できますが、決して楽ではありません。
実践が難しいと感じた場合は、SEOは外注するか、広告等の別な手法を使うことをオススメします。

SEOは「ユーザーの悩みを解決できる有益なコンテンツを作り続ける」ことが基本です。

そのため、多くの時間と労力がかかる、という側面があります。

ただ今回ご紹介した内容をコツコツと継続していけば、必ず成果が出るタイミングが訪れます。

これは筋トレと一緒で、自分一人でできる人もいれば、プロのサポートが必要な方もいます。
ご自身はどちらなのかを考え、自分で行うのか、プロにサポートをしてもらうのかをよく検討しましょう。

SEOを上手く活用できればあなたのビジネスで強力な推進力になることは間違いありません。

今回の記事があなたのビジネスにとって何か少しでも参考になれば幸いです。

それではまた!

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