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香港チャレンジ回想録⑮ 出会いと別れ

・綻び

おはようございます!たきまなぶです。

前回は人生初のディズニーデビューをまさかの香港で飾ったお話しをさせていただきました。

新たな仲間も増え、6人となった香港インターンシッププログラム。

しかし何とか体制は取り繕うとはしているものの、実態はあまり整っておらず、日本へのテレアポがメインの謎のプログラム。皆の不満は日に日に高まっていきました。

そんな折、ある日Dさんが不満を爆発させ、このプログラムの紹介元であるAオーナーの会社の社員さんにクレームの電話を入れました。

単刀直入に「これ詐欺ですよね?お金返してください」と不満をぶつけるも、議論は堂々巡り。

結局この香港のプログラムに関しては、A、B両オーナーのみが関わっており、Aオーナーの会社の社員の方ではほとんど情報が入っていない様子。

これに完全にブチぎれたDさんは、「もうこんなところ辞める」と憤り、急に去っていきました。

・更なる離脱

こうしてDさんが抜けた直後、まだこのプログラムに参加して1週間程度だったEさんも「辞めて日本に帰ります」と言い出し、颯爽と帰国。

こうしてあっという間に女性メンバー2名が離脱し、4人に戻りました。

残ったぼくたちも当然不安や不満は少なからず抱えており、この先この異国の地で自分たちがどうしたらいいのか改めて考え、議論をしました。

しかし当時のぼくたちから出てきていたのは自分たちの不安やオーナーたちへの愚痴が大半で、建設的な議論はあまりできていませんでした。

そんな中、Cさんが「日本に帰国してちゃんとした仕事をしようと思う」と帰国を決意。Cさんは日本でマンションを購入しており、そのローンの支払いというリアルな事情もあったたため、やむなき決断となりました。

ついに同居人の中からも離脱メンバーが出てしまい、ぼくが香港に来たときのメンバー3人だけとなりました。

今後の不安を3人で抱える中、また新たなメンバーが加わることに。

・第2のブラック企業出身者

こうしてものの1か月程度の間に3人が抜け、1人入るという、人数の割になんとも出入りが激しい状態。

新メンバーのFさんはぼくと年が同じ26歳(当時)の方で、滋賀県から来たとのこと。

この人は年齢の他にもう2点ぼくと共通点がありました。

①海外経験がないこと

②ブラック企業出身であること

です。1点目はこの香港インターンシッププログラムでは今までぼくだけだったため、なんだか少し安心しました。

2点目に関してはすごく親近感を感じました 笑

彼は業界では有名なブラック企業の出身。そこで3年間新規開拓営業をしていたとのこと。ぼくは1年足らずで挫折してしまったため、「すごいメンタルだなー」と感心したのを覚えています。

Fさんとはルームシェアもすることとなり、Dさんが使用していたスペースに入る形となりました。

ちなみにこのFさんになぜ香港に来たのか尋ねてみると「仕事を辞めて自由になったので、以前から興味があった海外就労にチャレンジしてみることにした」とのこと。

また、テレアポはブラック企業で3年間やり続けてきたため、特に苦にはならないとのことでした。

そんな頼もしきFさんを加え、このインターンシッププログラムはまた新たな局面を迎えることになりました。

つづく。

今日も素敵な1日を。

たきまなぶでした。

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