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ランディングページ(LP)って何?カウンセラーにも必要?

LPとは

LP(Landing Page)とはランディングページと呼ばれ、主に特定の商品やサービス等に対して、お問い合わせや購入といった、訪問者に具体的なアクションを起こしてもらうためのページになります。

GoogleやYahoo!で検索をすると、下のようにページ上部(または下部)に「広告」と書かれたサイトを目にする機会が非常に多いかと思います。

そこをクリックすると縦長のページが表れて、サービスやイベント等の紹介が書かれていることが多いかと思いますが、あの縦長のページがLPです。

またWebサイトでバナーをクリックした際にも出てくるケースが非常に多いです。

主にはWeb広告とセットで使用され、特定のサービスや商品を購入してもらったり、イベントやセミナーの集客等に使用します。使用の用途は千差万別ですが、「PRに特化したページ」と覚えていただければ大丈夫です。

ホームページと何が違うの?

ホームページは自社や自社の商品に関する全体的な情報を伝えるのが主な目的で、LPは問い合わせや商品の購入、イベント参加など、ページを見た人に具体的なアクションを起こしてもらうのが目的です。

そのため、プロモーションや販促、集客には、ホームページよりもランディングページの方がより適してりると言えます。

LPはこんなときに使える!

前述の通り、LPの目的は、ユーザーに購入や申し込みといった「アクションを起こしてをしてもらうこと」になります。

そのため、特定のターゲットに絞って作られることが多く、「あなたが抱えるこんなお悩みをこれで解決できますよ」といった具体的な訴求が可能になります。

心理カウンセラーの方で例えると、「DVで悩んでいる方にこそ見てほしい」「職場の人間関係で苦しんでる人にこそ力になれる」といった形で、お客様の悩みにより具体的にアプローチをすることが可能になります。

もちろんこれはお客様側にもメリットがあり、自分の悩みにしっかり応えてくれるカウンセラーを見つけることができるようになります。

そのため、LPでは「あれもこれもできます」と謳うのではなく、「こんな課題を抱えている人」をしっかり想定して作ることが大切になります。

どう想定していくかは、過去のブログ「ホームページを作る前にやること。誰に見て欲しいかを明確にする。」に書いておりますので、よろしければこちらをご参照ください。

Web広告を活用しないとあまり効果を発揮しない

ページを見た人にアクションを起こしてもらうためには、当然まずLPを見てもらわないことにははじまりません。

LPを見てもらうために、Webでの集客には、大きく分けて3つあります。

  1. SEO対策をする
  2. SNSを活用する
  3. Web広告を出す

結論としてはLPは③とセットで活用しよう!というお話になります。では詳しく見ていきましょう。

SEO対策をする

まず①のSEO対策は、ざっくり言うと検索サイトで上位表示させる施作のことを言います。これは基本的にはすぐに成果を出すことは難しく、中長期での取り組みが必要になります。

また、SEO対策のためには、ユーザーの要望に応えられる十分な情報量が必要になります。
一般的にLPの場合、SEO対策の観点から見て文字数に限りがあります。なぜなら、ユーザーの目を惹きつけることが求められるため、ビジュアルが重視されるケースが多いためです。

さらに大量のテキストを入れながら魅力的に見せるのは、簡単ではありません。

ざっくりまとめると「LPはSEOに不向き」ということです。

SNSを活用する

では②のSNSを活用するはどうかと言うと、これはフォロワーが一定数以上いらっしゃる方であれば効果を発揮すると思います。

当然フォロワーが多ければ見てくれる方が多いからです。しかも費用をかけずに多くの方に見てもらうことができるため、コスパも非常にいいです。

ですがこれも限られた方の戦術となります。

※なお、SNS広告に関しては、今回次のWeb広告と同義とさせていただきます。

Web広告を出す

そこでLPは③とセットで活用してこそ真価を発揮します。実際にWeb広告とセットで活用されているケースがほとんどです。

主にはGoogleやYahoo!等の検索サイトの広告や、Facebook、Twitter等のSNS広告が利用されています。

Web広告の最大の特徴として「届けたい相手に届けられる」というものがあります。

テレビ等のマスメディアのように不特定多数の人に広告を出すのではなく、広告を表示する相手を、地域やニーズに応じて細かく設定をすることができます。

その分もちろん広告を出したらすぐに莫大な反響を得られる、というものではありません。

Web広告は「届けたい相手にきちんと届けることができる」ことがメリットになります。もちろんそのためには様々な施作が必要となります。

Web広告のノウハウは今回の趣旨ではないため、また別の機会に記事を作成したいと思います。

LPが失敗するケース3選

LPは作って広告を出せば必ず反響があるとは限りません。LPで陥りがちな失敗パターンを3点ご紹介します。

制作会社に丸投げをする

これは読んで字のごとくです。制作会社はLPをつくることに関してはたしかにプロですが、あなたのお客様のことに関しては何も知りません。

つまりあなたのお客様が「何に悩んでいるか」「どんな状態になりたいか」を知らないのです。そんな中で制作会社にLPを丸投げするとどうなるか、あえて言うまでもないかもしれませんが、見た目だけのなんとなくそれらしい言葉が並べられたLPが完成します。

それがいいとか悪いとかではなく、情報がなければ刺さるものを作りようがないので当然の結果です。

これはLPだけでなくWebサイト全般にも言えることですが、制作会社に丸投げをして本当にいいものができることはありません。依頼者側が主体性を持って二人三脚で作ることが不可欠です。

せっかくコストをかけて作るならしっかりお客様の悩みに刺さるものを協力してつくっていきましょう。

どんな人に見てほしいかが曖昧

これはターゲットが広すぎて「誰に何を伝えたいのかが曖昧になってしまう」というものです。

LPは、前述の通り「こんな人の悩みを解決したい」とターゲットを絞って制作をします。

度合いはもちろん業界やサービス内容によっても異なりますが、基本的には「狭く、濃く」になります。

カウンセラーの例で言うと「うつで悩んでいる人に届けたい」だけでは幅が広すぎます。これでは自分だからこそできる強みや、課題の解決がうまくPRできませんし、見た人に自分のことだと感じてもらえる可能性は低いです。

また、ターゲットの幅を広げれば広げるほど競合が多くなり、強くなっていきます。そうなるとLPが刺さりづらくなるだけでなく、LPを見てもらうのにコストが高くなります。

繰り返しになりますが、基本は「狭く、濃く」です。ただ狭すぎるとそれも誰も見てくれなくなるため、バランスが重要となります。

自分がPRしたいことばかりを載せている

これはLPやWebサイトだけに限らず、多くの企業やサービス提供者がやってしまいがちになります。

お客様が知りたいことではなく、自分たちがPRしたいことをひたすらアピールするパターンです。

お客様の声をしっかり聞かないと簡単に陥る罠になります。

そもそもお客様の求めるものは頭で考えるだけではわかりませんし、お客様に直接聞いてもわからないことも多いです。ニーズが簡単にわかったら誰でもビジネスを当てることができます。

「お客様がなぜ自分のサービスを選んだのか」「お客様が今どんな不安・悩みを抱えているのか」等を日々お客様と接する中で丁寧に拾い上げていく必要があります。

これらのお客様の何気ない声に日頃からアンテナを張り、しっかり書き留める習慣をつけていきましょう。

まとめ

LPの目的は「お客様にアクションを起こしてもらうこと」と言いましたが、結局のところ【お客様の抱えている悩みを解決すること】に尽きます。

正確に言うと「解決できそうだと感じてもらうこと」です。

実際に解決できるかどうかは実際にそのサービスを使ってみないとわからないからです。

例えば英会話スクールを例に取っても、ここに通えば絶対英語が話せるようになる。と思って入会する方はほとんどいないと思います。「英語ができるようになるかもしれない」という期待を持って利用するはずです。

基本的にサービスというものはそうゆうものです。

過剰に期待を抱かせるようなLPをつくるのはもちろんNGですが、あなただからこそ解決できる悩みというのも存在します。それを今悩んでいる人、苦しんでいる人にしっかりお届けるために、LP制作をぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

この記事があなたの何か少しでもお役に立てれば嬉しいです。

それではまた!

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