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カウンセラーが陥りやすいWebマーケティングの失敗ポイント6選

オンラインでのカウンセリングも身近なものとなってきている昨今、独立・開業や、副業でカウンセラーとなる方がとても増えてきています。

しかし、その多くは、webでの集客方法、つまりwebマーケティングのことを何も学ばずに事業をはじめ、集客が上手くいかずに悩むケースmpかなり多く見受けられます。

webマーケティングだけでなく、どんな分野でも無知な状態で勝てるほど事業は甘くありません。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という言葉がある通り、先に学ぶべきは、避けなければならない失敗の法則です。

そこで今回は、カウンセラーさんが陥りやすいWebマーケティングの失敗ポイント6つをピックアップして解説します。

【1】自分のホームページを持っていない

まずはこれは大前提の話で、カウンセリングをご自分の事業として展開する場合、ホームページは必ず持ちましょう。

「ブログやSNSではダメですか?」というお声もありますが、これらはかなり有効なツールです。

しかしこれらだけだと、クライアントが知りたい情報がすぐに得られないケースが多いため、ホームページを主体として、ブログやSNSは、あくまでそこに人を集めるために活用する

という方法がオススメです。

クライアントがすぐに知りたい情報とは、

  • カウンセリングの料金表
  • 対応してくれる時間帯
  • カウンセラーのプロフィールや特徴
  • どんな症状(悩み)に強いのか

等になります。これらをブログやSNSで伝えることは不可能ではありませんが、自社の情報を網羅的に伝えるにはホームページの方がずっと得意としています。

現在は専門知識がなくても、無料(もしくはかなり安価に)ホームページを作ることも簡単にできますので、まずはぜひご自身で作成してみてください。

過去にホームページを自分で作るための記事も書いておりますので、ご興味のある方はぜひ下記記事をご一読ください。

【2】SEO対策(ローカルSEO)に取り組んでいない

SEOはwebサイトの集客力を高めるための不可欠な手段です。

特にカウンセラーさんの場合、ローカルSEOに取り組むことによって、地域の顧客にサービスのPRをすることができます。

オンラインであれば地域は問わずサービスを提供することはできますが、対象が全国になると、その分競合も多くなり、自分のサイトが埋もれてしまう可能性がかなり高くなります。

そこで地域を絞って事業を展開する方が、SEOのハードルはぐっと下がります。
そこから徐々に範囲を拡大していけばいいでのです。

小規模事業者の戦略は基本的には的を絞るニッチ戦略です。

ぼくが過去ホームページを制作したお客様の中にも、地域に絞った戦略を取り、ホームページを作っただけ(特に更新はせずに)定期的にホームページから仕事が入ってきている方もいらっしゃいます。

Googleビジネスプロフィールの登録やローカルキーワードの最適化など、地域に特化したSEO対策を行うことで、地元の潜在顧客との接点を増やすことができます。

Googleビジネスプロフィールの始め方に関しては、過去に詳しい記事を書いています。

ご興味がある方はこちらをご参照ください。

【3】全てを自分でやろうとする、または外注先に丸投げする

ぼくは過去多くのカウンセラーさんとお話をさせていただいた中で、集客に困っているカウンセラーさんはとても多く、悩んではいるものの、でもどうしたらいいかわからない、という方が非常に多くいらっしゃいました。

しかしただでさえ多岐にわたるwebマーケティングの業務を、専門知識やノウハウがない方が一人で全てをこなすのは非現実的です。

とはいえ、誰に相談していいかわからない、という方や、知り合いの同業のカウンセラーさんに相談する方もとても多いと思います。

しかし、昔から「餅は餅屋」と言われているように、webマーケティングは専門家に相談すべきです。

例えば歯が痛くて困っているのに整体師に相談しても的確な答えは返ってきませんし、自分であれこれ考えているだけでも解決しません。

知り合いのカウンセラーさんに相談してもその人の体験談は聞くことはできますが、webマーケティングの知見を持ったカウンセラーは現実ほとんどいらっしゃらないため、プロに相談をすることを強くオススメします。

専門家の探し方としては、SNSやブログ、クラウドソーシング等でwebマーケティングを生業としている人を簡単に見つけられます。

ただしこの世界は怪しげな人も多いのも事実です。

相談をする際は、プロフィールや過去の実績、SNSでの投稿内容等、総合的に慎重に検討しましょう。

とは言え、外注先に全てを丸投げする必要はありません。むしろ丸投げすると基本失敗します。

あなたのビジネスをあなた以上に真剣に考えれる人はこの世にいないからです。

自分でできることと、プロに外注することの適切なバランスを見つけ、専門家や代理店に頼るべき部分と、自分で管理すべき部分を明確にすることが大切です。

【4】ターゲットが不明確

webマーケティングで重要なのは「誰に」そのメッセージを伝えるかということです。

これをターゲティングと呼びます。

カウンセラーさんの中にも、これができていない方がけっこう多くいらっしゃいます。

例えば、あなたがパン屋を経営しているとします。

新しくダイエットに適した低糖質のパンを開発したとしましょう。

このダイエットパンを宣伝する際、健康やダイエットに関心がある人々、特に糖質を気にしている人々をターゲットとしてピンポイントでアプローチするのが最も効果的です。

しかし、適切なターゲティングが欠如していた場合、たとえば子供や甘いものを好む若者など、ダイエットパンに興味を持たない層にも宣伝をしてしまい、せっかく費用や労力をかけても関心を持ってもらうことができません。

簡単に言えば、新しいおもちゃの広告を子供向けテレビ番組の間に流すのは理にかなっていますが、その広告を夜のニュース番組の間に流すのは適切でないということです。

このように、メッセージを届ける相手を選ぶことで、マーケティングの効果を最大化し、無駄を減少させることが可能です。

自分のサービスな「誰のどんな悩みを解消できるのか」を明確にしましょう。

【5】情報が古い

ホームページやブログの情報がしばらく更新されておらず、古い情報のままになっている、というケースは非常に多くあります。

特にカウンセラーのような専門職の場合、訪問者やクライアントは専門的で正確な情報を求めてサイトを訪れます。

しかし、情報が古い、または最新の研究や動向に基づいていない場合、サイト訪問者の信頼を失う可能性が高まります。

以下は、情報の更新が遅れることの具体的なデメリットの例になります。

  1. 信頼性の低下
    カウンセリングの分野では、最新の心理学的研究や手法が日々更新されています。
    サイトの情報が古いと、訪問者はあなたがその分野において最新の知識を持っていないのではないかと疑問を抱くかもしれません。
  2. 新規クライアントへの機会損失
    情報が古いサイトは、新しいクライアントを獲得する上で大きな障壁となります。
    初めての訪問者は、サイトの内容によってカウンセラーの能力や信頼性を判断する傾向があります。
  3. SEOへの影響
    検索エンジンは、新しく、質の高い情報を提供するサイトを好む傾向があります。
    情報が古いと、サイトの検索順位が下がる可能性があり、新しいクライアントの流入が減少するリスクが生じます。

簡単に言うと、情報の更新を怠ると、訪問者が「このカウンセラーは大丈夫?」と不安を感じ、他のカウンセラーのサイトへと向かう可能性が高くなります。

信頼という唯一無二の大切な資産を守るためにも、定期的な情報更新をしっかり行っていきましょう。

【6】コンテンツの品質が低い

ウェブ上での情報提供は、カウンセラーとしてのブランディングや信頼性の確立に欠かせないものとなっています。

その中心にあるのが、サイトやブログ、SNS等でのコンテンツ発信です。しかし、情報の量だけを増やしてしまうと、質が犠牲になることがあります。

ただなんとなく情報を発信して絶対にいけません。

コンテンツ発信はカウンセラーとしての信頼やブランディングを築く上で非常に重要です。
情報の量だけにとらわれず、質の高いコンテンツ作成を心がけることで、訪問者やクライアントからの信頼を獲得することができます。

このコンテンツの質を上げるには、専門知識や経験はもちろん、先述したターゲティングも非常に重要になります。

ターゲットが明確になっていれば、発信する情報も自ずと狭く濃くすることができ、よりターゲットに刺さる情報発信をしやすくなります。

例えば、依存症の克服をサービスとしてメインに展開していれば、「実は身近にいる?アルコール依存症になる人の傾向性」「ギャンブル依存の人が陥りやすい思考パターン」等、依存に特化した情報発信をすることで、信頼性向上やSEO対策にもつながります。

まとめ

老若男女問わず、誰もがインターネットを活用している昨今、webマーケティングはあなたのビジネスの成否を決める重要な施策の1つといっても過言ではありません。

心の専門家としての信頼を築くために、適切なWebマーケティングにぜひ取り組んでみてください。

本日ご紹介したポイントを意識し、失敗を避けることで、より多くの人々に自らのサービスを知ってもらい、その価値を高めることができるでしょう。

今回の記事が、あなたのビジネスにとって何か少しでもヒントになれれば幸いです。

それではまた!

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