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カウンセラーにオススメの集客ツール リスティング広告とは? 初心者向け

カウンセラーさんの中で、今回ご紹介するリスティング広告を使われたことのある方は決して多くはないと思います。

リスティング広告は、どんな商品・サービスであっても、上手に使えば売上を向上させることが可能です。

つまりカウンセラーさんにとっても、使わないのはもったいないと言っても過言ではないツールになります。なぜなら「低予算で広告が出せる」「すぐに始められる」からです。

今回はカウンセラーさんにもオススメの集客ツール、リスティング広告をご紹介いたします。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!での検索結果に連動して表示される広告になります。

ある特定のキーワードに対して広告を表示でき、そのキーワードをユーザーが検索している関心が高いときに広告が表示されるため、ニーズがある人に見てもらいやすいのが特徴です。

リスティング広告を出すと、検索結果で下記のように検索結果の上段と下段にそれぞれ表示されます。

実際に前回の記事「カウンセラーがホームページで集客する方法 SEO対策とは」でご紹介したSEO対策で上位表示をさせようとすると、なかなかの時間と労力を要しますが、リスティング広告を活用するとこの時間と労力を大幅にカットしてサイトに誘導できる、という利点があります。

リスティング広告のメリット4点

それではリスティング広告のメリットをより具体的に4点ご紹介していきます。

メリット1:少額(1,000円)からスタートできる


1つ目のメリットは「少額からスタートできる」ことです。

GoogleもYahoo!も、リスティング広告の最低出稿金額は設定されていません。いくらからでも入札が可能です。

下記はGoogle広告の予算設定画面になります。1日あたりの予算を入力し、×30日(31日)分が月の予算となります。

下記では1,500円に設定しているため、月の予算は45,000円となります。(31日ある月の場合は46,500円)設定した予算以上に広告費がかかることはないため、無理のない範囲での投資が可能となっています。

もちろん予算はいつでも変更が可能です。

では「具体的にいくらからできるの?」というと、答えは1,000円からです。
リスティング広告の料金の支払い方法は、以下のとおりとなっています。

・リスティング広告の料金支払い方法

前払い後払い(請求書払い)
Google1,000円〜
クレジットカード
利用要件を満たした場合のみ※
Yahoo!3,000円〜
クレジットカードまたは銀行振込
一部の広告代理店のみ


Googleのリスティング広告を利用し、1,000円の前払い入金内で入札するのが最低ラインとなります。

多額の広告費を確保できないカウンセラーさんでも取り組みやすいのがリスティング広告です。

メリット2:ニーズを持っている顧客にアプローチできる

2つ目のメリットは「ニーズを持っている顧客にアプローチできる」ことです。

リスティング広告は検索のキーワードに応じて表示される仕組みとなっています。
つまり、検索したキーワードに関して何らかのニーズを持っていて、その答えを探すために検索しています。

例えば、「カウンセリング うつ」と検索した方は「うつ病で苦しんでいて治したい、カウンセラーに話を聞いてほしい」というニーズを持っていて、解決策を探すために検索しています。

検索した結果、カウンセラーさんの「うつでお悩みの方へ 専門家と一緒に解決しませんか?」といった悩みの答えとなる広告文がでてくれば、実際に中身を見てもらえる可能性が高くなります。

また、地域や時間帯等、配信範囲を絞ることもできるため、「ニーズがある人に絞り込むことができること」はリスティング広告の強みの1つです。

メリット3:すぐにはじめられる

3つ目のメリットは「すぐにはじめられる」ことです。

リスティング広告は、ネット上の広告であるため、24時間365日掲載ができます。

はじめようと思ったら、早ければ数時間後にはスタートすることもできます。

このスピード感もリスティング広告の魅力のポイントです。

メリット4:検証・改善がすぐにできる

4つ目のメリットは「検証・改善がすぐにできる」ことです。

リスティング広告には専用の管理画面があり、リアルタイムで成果をチェックすることができます。

実さに表示されたキーボードや、クリックされたキーワードも一覧で確認ができ、「どの検索キーワードにいくら費用がかかったか」もわかるようになっています。

そのため、費用対効果が低いキーワードや、高コストとなっているキーワードを除外していくことで効率の良い広告へと改善し、育てていくことが可能です。

後でキーワードを加えることもできますので、状況に応じて検証・改善を重ねていくことができます。

リスティング広告のデメリット

管理・運用が必要

メリットで「検証・改善がすぐにできる」とお伝えいたしましたが、逆に言えば、きちんと成果をあげるためには「検証・改善が必要」ということになります。

日々コスパの悪いキーワードを除外する、新たなキーワードを追加する、広告文を見直す、予算の配分を変更する等、成果出すためには管理・運用をする必要がでてきます。

広告運用は1つ1つの作業は決して難しくはありませんが、地味で地道な作業が多く、慣れないうちはけっこう時間を使います。あまり手間をかけたくない方や、地道な作業が苦手な方は運用を外注しましょう。

運用代行はだいたい予算の15%〜20%の手数料で請け負ってくれる会社が多いです。
シレクリでも運用代行を行なっておりますので、ご興味のある方はWeb広告ページをご参照ください。

予算が少なすぎるとあまり効果を期待できない

これも前述のメリット「少額からスタートできる」と「すぐにはじめられる」のデメリットになってくるところではありますが、これは言い換えれば「誰でもすぐに始められる」ということになります。

つまり、「競合が多い」ということです。

リスティング広告では入札制度が導入されているため、入札金額での掲載順位争いもあります。
競合他社も狙っている人気のキーワードでは、競争が激しくなりすぎて費用対効果が悪くなるケースもあります。

ニーズはあるけどあまり他社に使われていない、穴場キーワードを見つけることがキーポイントになります。

成果に爆発力がない

リスティング広告が検索キーワードに連動して表示されるという性質上、広告の成果はそのキーワードの検索されている数の上限に比例します。

もちろん、検索数と同じ数だけ広告が見られるわけではないため、成果の数は検索数より低いものになります。

例えば、配信するキーワードを「カウンセラー うつ」にしたとすると、最大でも月間の検索平均ボリュームは100〜1,000となるため、それ以上表示されることはありません。(検索ボリュームはその時々の社会の状況や、時期によってもちろん変動はします)

そのため、様々なキーワードの掛け合わせや、部分一致や完全一致等キーワードのマッチタイプと呼ばれるキーワードの設定が重要になってきます。

リスティング広告は「ターゲットを絞り込んで見てもらう」という性質上、マスメディア広告のように爆発力があるわけではない、ということは先に認識をしておきましょう。

なお、キーワード設定の細かい説明をするととても長くなってしまうため、これはまた別の記事でご説明をしたいと思います。

リスティング広告のはじめ方

リスティング広告のはじめ方の手順をご紹介します。Google広告を例にとって解説しますが、Yahoo!検索広告でも基本的な流れは同じです。

今回はざっくりと流れだけご説明します。

ステップ1:広告アカウントを開設する
ステップ2:配信条件を設定する
ステップ3:広告文を作成して配信する

広告アカウントを開設する

まずは「Google広告」にアクセスし、「今すぐ開始」をクリックします。

「新しいキャンペーンを作成」という画面が出たら、下部の「エキスパートモードに切り替える」を選択してください。

エキスパートモードへ切り替えると、キーワードや入札を詳細に設定できるようになります。

画面の案内に従って操作を行っていただければアカウントの作成ができます。

配信条件を設定する

アカウントが作成できたら、広告を作成します。

「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、7個目標の項目から、広告の目的に応じたキャンペーンの目標を選択します。目標を指定せずにキャンペーンの種類を選択することもできます。

キャンペーンのタイプを選択します。検索連動広告を配信するため、左上の「検索」を選択します。

キャンペーン設定画面が表示されますので、詳細を入力します。配信開始日と終了日、配信地域、1日あたりの予算、入札単価などを入力します。

広告文を作成して配信する

配信条件が設定できたら、広告文を作成します。広告見出し、リンク先URL、説明文を入力します。

[保存]をすると審査に進み、審査が完了すると配信が始まります。
審査にかかる時間は早ければ5分程度、遅くとも1営業日以内には終わります。

リスティング広告を成功させるポイント

キーワードをしっかり選定する

リスティング広告のキーワードの選び方の大前提として、「ユーザーの気持ちになって考える」ことがが大切です。

単純に思いつきのキーワードを選定した場合、ニーズとは離れたキーワードになってしまうか、多くの競合も使用しているキーワードになる可能性が高くなり、広告費をドブに捨てることになりかねません。

可能であればお客様に「なぜ自分を選んでくれたのか」「カウンセリングを受けて何を解決したかったのか、どうなりなかったのか」等、直接インタビューを行いましょう。

深く顧客を理解して、ユーザーはどんなキーワードで検索するのかを考える必要があります。顧客視点で自社の強みや、競合の分析を行いましょう。

その上でメインとなるキーワードをピックアップし、「ラッコキーワード」や、Google広告にある機能の1つ「キーワードプランナー」を活用してキーワードの調査を行いましょう。

このあたりの使用方法はまた別な記事でご紹介したいと思います。

ラッコキーワード
キーワードプランナー

クリックしたくなる広告文をつくる

下記のように実際に表示される広告文になります。ここもキーワード選定と同様、ユーザーの視点で考えることがポイントになります。

競合がどんな文章を出しているのかを研究しながら、クリックしてもらえる広告文を作成しましょう。

この広告文は複数パターンの作成が可能です。様々なニーズやキーワードに対応した広告文を用意し、実際にどれが効果があるのか検証・改善をしていきましょう。

どんな広告文をつくったらいいかわからない、という方は過去記事「ホームページ・ネットショップ・ブログのクリックさやすいタイトルとは?」をご参照ください。

LP(ランディングページ)を用意する

ランディングページとは広告をクリックした際にでてくるページを指します。

ホームページじゃだめなの?と思ったそこのあなた、ダメです。ホームページとランディングページでは役割が違うからです。

詳しくは「ランディングページ(LP)って何?カウンセラーにも必要?」をご参照ください。

せっかくお金をかけて広告をだすのであれば、費用対効果の高い投資にするためにも、ランディングページはしっかり用意しましょう。

まとめ

このの記事を見て、リスティング広告のハードルが高いと感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

しかしリスティング広告で重要なのは「分析・改善」を繰り返していくことです。実際にはじめるだけであれば、そこまで時間はかかりません。

ぼく自身、はじめてGoogle広告を出稿したときは1時間くらいでできました。

最初からあまりこだわり過ぎず、まずは低予算ではじめて感覚をつかんでみましょう。その上で自分には運用は難しそう、という場合はプロに運用を依頼しましょう。

集客にお困りのカウンセラーさんはぜひリスティング広告活用してみてください。

それではまた!

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