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副業カウンセラーが在宅で月3万を稼ぐ具体的な方法
先日（2023年6月9日）、公認心理師試験の合格発表がありました。
新たに 1,491人の方が合格されました。合格された方、本当におめでとうございます。
心理職を希望される方にとって多くの方が思うお悩みに「心理の仕事で食べていけるのか」というものがあります。
ぼく自身、日々様々なカウンセラーさんとお話をさせていただく中で、カウンセラーさんの労働環境は決して金銭的に恵まれている状況とは言えず、このお悩みは本当に数多くお聞きします。
そこで今回は、実際にカウンセラーさんが副業で月3万円稼ぐロードマップを具体的にお伝えします。
前提として、これから心理学やカウンセリングの技術を学ぼうとする方ではなく、すでにある程度知識やスキルがあり、心理職をすでに仕事にしている人、これから本格的に心理職の仕事に就こうとしている方向けの内容になります。
これから心理職で働くための知識やスキルを身につけたい、という方は、まずは稼ぐことの前に必要な知識、スキルの修得からはじめましょう。
ステップ1: 自己分析
まず自己分析を行いましょう。自分が何を得意とし、どの分野でカウンセリングが提供できるかを見つけることです。
恋愛カウンセリング、キャリアカウンセリング、ライフコーチングなど、さまざまな分野が考えられます。
自分には何ができるのか、誰のどんな悩みに対して力になれるのか、ただ頭の中で考えるのではなく、紙に書き出していくことがオススメです。
ここでは少しでもできそうと思ったものはとりあえず書き出してみましょう。
具体例をご紹介します。
精神疾患による悩み（医療分野）
・うつ病
・双極性障害
・パニック障害
・摂食障害
・強迫性障害
・PTSD
子育ての悩み（教育分野）
・発達障害（自閉スペクトラム症、ADHD、など）
・子供の引きこもりや非行
・仕事と育児の両立
学生の悩み（教育分野）
・学業への無気力
・学校での人間関係
・引きこもり
・いじめ
仕事の悩み（産業分野）
・仕事が合わない
・職場の人間関係
・ブラックな労働環境
・キャリアの悩み
夫婦や恋愛の悩み（その他）
・失恋
・パートナーとの相性の不一致
・恋愛依存
・不倫・浮気
・恋人ができない
・恋人によるDV・モラハラ
性格の悩み（その他）
・自分に自信がない
・HSP（繊細で敏感な人）
・アダルトチルドレン
・人前でうまく話せない
ステップ2: 同業者のサービスを調査する
次に同業者がどんなサービスを出しているのかをリサーチします。
例えばGoogleで同じ（場合によっては近隣の市町村含む）地域のカウンセラーはどんなサービスを出しているのか、どれくらいの価格でサービスを提供しているのか等、自分の周りの環境をリサーチしていきます。
ココナラ等のサービスを活用する場合は、人気のカウンセラーがどんなサービスを出しているのか、逆に人気がないカウンセラーはどんなサービスを出しているのか等、調査をしてそれぞれのいいところ、悪いところを分析していきましょう。
ここでもできれば自分が分析した項目を書き出していきましょう。
ステップ3: サービスを決める
自己分析により得意分野を把握し、周囲のカウンセラーの動向を調査した結果、次にあなたがどのようなサービスを提供するのかを決めていきましょう。
ここで重要なのは、「自分が何を得意とするか」「需要があると思われるサービスは何か」そして「同業者と差別化できる要素は何か」の3つの観点から考えることです。
- 自分の得意分野で提供するサービス
あなたが得意とする分野を活かしたサービスを提供しましょう。
例えば、あなたが教育関連の悩みに強いと感じているのであれば、「子育ての悩み」「学生の悩み」に特化したカウンセリングサービスを提供することが考えられます。 - 需要のあるサービス
同業者の動向を調査した結果、ある分野の需要が高いことがわかった場合、その分野のサービスを提供することも一つの戦略です。
ただし、ここでもあくまで自分の得意分野や興味がある分野に限定しましょう。 - 同業者と差別化する要素
多くのカウンセラーが存在する中で、自分が選ばれるためには何かしらの差別化が必要となります。
例えば、あなたが介護の経験を持っているなら、「高齢者やその家族へのカウンセリングに介護的視点を組み合わせたサービス」を提供することで差別化を図ることができます。
これらを踏まえ、具体的なサービス内容とその特長、対象者を明確にしていきましょう。
また、提供するサービスが決まったら、それに適した料金設定を考えることも忘れないようにしましょう。
価格は、あなたの提供するサービスの価値を反映するとともに、収入を確保するための重要な要素となります。
ステップ4: ホームページを開設する
カウンセラーとしてのサービス内容と料金設定が決まったら、次に進むべきステップは、あなた自身のとサービスをアピールするためのホームページを開設します。
ホームページは、あなたのサービスを24時間、広く世界に向けて発信するための大切なツールです。
ホームページの作成については過去多くの記事を作成しておりますので、ここでは具体的な説明は控えます。
ご興味がある方は過去記事をご参考ください。
ステップ5: 宣伝する
ホームページを開設したら、自分のサービスを伝え広めていく活動を行います。
ホームページも作っただけで問い合わせたが来るようになることはほぼありません。つくってやっとスタートラインに立ったと認識しましょう。
老若男女問わず、誰もがインターネットを日常で使用する今日では、自分のサービスの宣伝の方法は数多くあります。
- SNS
ソーシャルメディアは、あなたのサービスを広く伝える手段として非常に効果的です。Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなど、自分のターゲットとするクライアントが多く利用するプラットフォームを選び、定期的に投稿を行いましょう。
サービスに関する情報だけでなく、自分の考えやエキスパートとしての知識を共有することで、信頼性を高めることができます。 - 音声メディア配信
現在は音声メディアも活発で、多くの人が利用しています。stand.fmやVoicyは、新しい視聴者や聞き手を獲得する強力な手段となります。
自分の専門知識をシェアしたり、関連する話題を掘り下げたりすることで、聞き手と深い繋がりを築き、あなたのサービスに対する関心を喚起できます。 - ブログ
ステップ4で作成したホームページを活用し、ブログで積極的に情報発信をしていきましょう。
関連するキーワードを適切に使用し、質の高いコンテンツを提供することで、検索エンジンからの訪問者を増やすことが可能です。 - 広告
予算が許すなら、Google広告やYahoo!広告、各種SNS広告などのオンライン広告を利用することも一つの手段です。
これにより、特定のターゲット層に向けて自分のサービスを宣伝することができます。他の方法と違いすぐに効果が出るところも魅力です。 - クラウドソーシング
クラウドソーシングはいつでもどこでも、誰でもすぐに始められる点が非常に魅力的です。
すぐに稼げるようになることは難しいですが、しっかり活用すれば、数ヶ月で月3万円稼げるようになることは多くの人が達成可能です。カウンセラーさんの場合はココナラがおすすめです。
これらはもちろん全てを行う必要はありません。まずは自分に合いそうな方法を試してみましょう。
ステップ6: ステップ5を愚直に継続する。
あとはステップ5でご紹介した方法を、愚直に継続していくフェーズになります。
たったこれだけのシンプルな話ではりますが、ここで挫折してしまう人がかなり多いのが実情です。
理由は、すぐに結果が出ないからです。
どんなビジネスでも0→1はとても大変です。はじめの内はかけた労力と結果はほとんどの場合全く釣り合いません。
もちろんぼくも独立して1年目はなかなか稼げず悪戦苦闘の日々でした。
しかしこれは頭ではわかっていても、なかなか結果が出ないと諦めたくなるのが人情です。それも痛いほどわかりますし、ぼく自身様々な方法を挫折しています。
だから、自分が楽しいと思えること、少なくとも苦痛をあまり感じない方法を選ぶことが大切です。
ステップ5でご紹介したことを愚直に継続していけば、月3万円は必ず稼げるようになります。
むしろ5万、10万、100万とどんどん収入は上がっていくでしょう。
ですが、どんな方法があなたに合っているかは、やってみないと絶対にわかりません。
すぐに結果を求めるのではなく、まずはコツコツと続けていくことを目標に取り組んでみてください。
まとめ
今回は、心理職に関心のある方々が副業として月に3万円稼ぐための具体的なステップをご紹介いたしました。
自分のビジネスを作って稼げるようになるためには、継続することが重要です。
その道は決して簡単なものではないかもしれませんが、あなたの努力が必ず実を結ぶ瞬間が訪れます。
自分のサービスが広く知ってもらい、継続的な努力を通じて、あなたは副業として月に3万円を稼ぐことができるようになることはもちろん、本業だけでは出会うことののなかった、より多くの人の役に立つことができるようになります。
あなたがカウンセラーとして、より多くの人々が心の支えを得られるよう願っています。
それではまた！
