ブログ画面 ブログ画面

BLOG

ブログ

開業を考えてるカウンセラーが準備しておくこと

開業して自由に働きたい、もっと稼げるようになりたい、より多くの人に貢献したい、というカウンセラーさんは多くいらっしゃると思います。

ぼくはカウンセラーではありませんが、2年前に会社員を辞めて独立し、現在もフリーで活動をしています。その中で数多くの成功と失敗を経験してきました。

ぼくの周囲にも個人事業主として開業された方も多く、開業されているカウンセラーさんとも数多く話をさせていただいています。

そんな自分の経験を踏まえつつ、開業前にしっかりやっておいた方がいいことを今回はご紹介していきたいと思います。

いつ開業するのかを決め、開業前に種まきをしておく

いざ開業をしたらいきなりお客様がくる、ということはほぼありません。集客面に関しては、基本的には想像以上に苦戦すると考えておいた方がいいでしょう。

開業2年で廃業したあるカウンセラーさんは、「技術の習得以外に開業前の準備をしていなかった」と仰っていました。

ぼく自身、勢い任せで独立し、最初の1年は仕事を取るのにとても苦労しました。

現在はココナラ等、オンラインで仕事を受けられるサービスも充実しています。開業前に先を見越してしっかり準備をしおきましょう。

ですが、失敗を恐れて準備ばかりしている人も多いのも事実です。「いつか開業したい」ではいつまで経っても開業できないでしょう。

いつ開業するのかをまず具体的に決めて、そこに向かって準備を進めていくことことがオススメです。

カウンセリングルームのコンセプトを決める

誰のどんな悩みに対応できるのか、コンセプトを考えましょう。

コンセプトとして、「あなたのお悩みをお聞きします」では範囲が広すぎて訴求が弱く、誰にも刺さりません。

カウンセラーという仕事自体が専門性が高い仕事になるため、自分がその中で誰のどんな悩みに対応できるのか、専門性を打ち出す必要があります。

お客様は自分の悩みを解決してくれそうなカウンセラーを探しています。あなたが専門性を掲げることはお客様にとっては重要な判断材料になります。

コンセプトの決め方はいくつか方法があり、主な2つをご紹介します。

悩みを中心にコンセプトを決める

例えば以下のような例が挙げられます。

  • あがり症専門のカウンセラー
  • 上司との人間関係に悩む人のためのカウンセラー
  • 夫婦問題で悩む人専門のカウンセラー

といったように、具体的な悩みに焦点を当ててコンセプトを決める方法です。

顧客層を中心にコンセプトを決める

例えば以下のような例が挙げられます。

  • 〇〇市で唯一の認知行動療法が受けれられるカウンセリングルーム
  • 経営者専門のカウンセラー
  • 子育て中の30代女性専門のカウンセラー

等、お客様に焦点を当ててコンセプトを決める方法です。

競合のリサーチをする

他店がどのように運営をしているのかをチェックすることはとても重要です。

他店の強みや弱みを知ることは、自分自身の強みを発見していくことにもつながります。主に以下のようなポイントに注目してきましょう。

提供するサービス内容

自分が提供するカウンセリングと競合するカウンセラーのサービス内容を比較しましょう。
他店が提供するサービス内容がどのようなものかを把握し、自分が提供するサービス内容と比較して、競合優位性を見つけることができます。

価格

他店の価格を調査し、自分が提供するカウンセリングの価格と比較しましょう。
他店が提供するサービスと価格を比較することで、自分のカウンセリングの価格設定について検討することができます。

ただし安易に安売りをするのはオススメできません。「自分はカウンセラーとしてのスキルに自信がない」と自ら吐露しているようなものです。

安易に価格を低く出すことは戦略としては誰でも思いつく下の下の策と言えます。

価格決めはとても大切なところとなりますので、競合とのバランスを考えながら、しっかり考えて決めましょう。

ターゲットとする顧客層

他店がターゲットとしている顧客層を調査し、自分がターゲットとする顧客層と比較しましょう。
他店がターゲットとする顧客層が自分と被る場合、自分のカウンセリングのターゲットを再検討する必要があるかもしれません。

マーケティング戦略

他店のマーケティング戦略を調査し、自分のマーケティング戦略と比較しましょう。
他店がどのような広告戦略や宣伝活動を行っているかを調査することで、自分のカウンセリングのアピールポイントを見つけることができます。

評判や口コミ

他店の評判や口コミを調査し、自分のカウンセリングと比較しましょう。
他店がどのような評価を得ているかを調査することで、自分のカウンセリングの改善点や強みを見つけることができます。

以上のように、カウンセラーさんの競合分析には様々なポイントがあります。競合分析を通じて、自分のカウンセリングの強みや改善点を見つけ、より良いビジネス展開につなげることができるようになります。

開業前からSNS、ブログで情報発信をする

SNSやブログを活用することで、今や誰でも簡単に世界中に情報発信ができるようになりました。
これらを上手く活用できれば、集客の大きな武器になります。これらを活用しない手はありません。

そうは言っても、情報発信が苦手な方も多いのではないでしょうか。

「もっとすごい人も沢山いるし、自分なんかが・・・」と感じる方もいらっしゃると思います。

ですが、今のあなただからこそできる発信も必ずあります。

  • カウンセラーとして開業しようか悩んでいるけど、やろうと決断した理由
  • 開業する上で苦労したポイント
  • カウンセラーを志したきっかけ
  • 過去お客様から実際に聞かれた質問等、

むしろ今のあなたからの情報だからこそ心に響く人も必ずいます。

あまりかしこまらず、あなたなりの言葉で率直に情報を伝えていくことが大切です。

インターネットでの情報発信は成果が出るようになるまで時間がかかります。結局最後は継続できた人が勝つ世界です。

そのためにも最初のハードルはできる限り低くしておくことも大切です。まずは自分ができることから取り組んでいきましょう。

ホームページは必須

開業する場合は、ホームページは必須です。

カウンセリングのように客単価の高いサービスは、お客様が慎重にカウンセラーを選び、お金を払う価値があるかどうかを検討します。

お客様が検討をするということは、当然様々なカウンセラーの情報を集めます。

情報収集は主にはSNSやホームページから行われます。つまりホームページがない、もしくはいい加減なホームページの場合、最初の検討段階で弾かれる可能性が極めて高くなります。

SNSではカウンセラーがどんな人かはわかりますが、細かいサービス内容まではわかりません。

SNSでカウンセラーを知って、ホームページでどんなサービスを行なっているのか詳細を確認する、という情報収集をされる方も実際多くいらっしゃいます。

ホームページはできればきちんとプロに外注をして作った方がいいのですが、予算的にどうしても厳しい、という場合はWixやJimdo、STUDIO等のホームページが比較的簡単に作成できるサービスを活用して自分で作るという選択肢もあります。

いずれにせよ、開業をするならホームページは必須になります。

ホームページを作るにはある程度時間を要しますし、集客できるようになるには数ヶ月〜数年はかかります。

そのため、開業してからではなく、開業前に作っておきましょう。

開業届を提出する

カウンセラーさんの場合、いきなり法人化する方はほとんどいらっしゃらないため、個人事業主として開業をするという前提で話を進めます。

まず、開業をするというとハードルを高く感じる方も多くいらっしゃいますが、開業はとても簡単にできます。

ぼくも開業届を出した時は「え?もう終わり??」というのが率直な感想でした。

freeeやマネーフォワード等のソフトを使えば書類も簡単に作れますし、あとはそれを税務署に提出するだけです。

直接持っていってもOKですが、郵送やe-Taxでも届出ができるため、本当に「個人事業主ってこんなに簡単になれるんだ!」と感じると思います。

ちなみにぼくはマネーフォワードを使って書類を作成し、税務署に直接開業届を持っていって提出をしました。税務署での手続きは5分もかからなかったと思います。

マネーフォワードでの開業届は無料で作成できます。詳しくはマネーフォワードクラウド開業届の公式サイトよりご確認ください。

まとめ

今回はカウンセラーさんが開業するまでにやっておくことをご紹介いたしました。

開業自体は誰でも簡単にできます。しかし開業後の勝負を決するのは、事前にどれだけ準備をできたかです。

準備ばかりしていつまでも一歩を踏み出さないのも問題ですが、事前の準備なしでは独立して生き残っていくことは厳しいでしょう。

ぼく自身独立したときは勢い任せで事前の準備が足りず、数々の痛い目に会いました 笑

ですが独立するということは、痛みなしでは成功はあり得ません。大切なことは痛みを自分の許容範囲内で抑えることです。

まずは小さくはじめ、失敗しても小さな痛みで済むようにしましょう。

はじめの小さな一歩が、やがて大きな成果となります。あなたの一歩を応援しています!

一緒に頑張っていきましょう!

それではまた!

CONTACT

お問い合わせ

制作のご相談・お見積り(無料)を受け付けています。

何をどうしたらよいかわからない、など初期のご相談でももちろん大丈夫です。
お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。