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セミナーの集客に悩むカウンセラー必見!セミナーを成功させる6つのステップ

セミナーは、カウンセラーさんにとって、自分を知ってもらい、クライアントを獲得する絶好の機会です。しかし、多くのカウンセラーさんがセミナーの集客に苦労しています。

ぼく自身、これまで100回近くのセミナーや研修会の集客に携わってきましたが、そのなかで様々な失敗と成功を経験してきました。

そこで今回の記事では、そんなぼくの経験を元に、セミナーを成功させるための具体的な6つのステップを紹介します。

ステップ1 どんな人に参加して欲しいかターゲットを明確にする

成功するセミナーは、まずどんな人に参加してほしいかという、明確なターゲットを持っています。
つまり、まずはどのような人々にセミナーを聞いてもらいたいかを考えることが重要です。

どのような悩みや興味を持つ人々を対象にするか考えます。
例えば、あなたが認知行動療法に特化している場合、不安やうつ症状を抱える人々や、日常のストレスに対処する新しい方法を求めている人々がターゲットになります。

よりターゲット像を具体的にするためには、頭で考えるだけではなく、具体的にアウトプットをすることがオススメです。そこで、ペルソナシートを作成するのがおすすめです。
ペルソナシートとは、具体的なお客様像を洗い出すためのツールになります。

ペルソナシートについては、以下の記事の冒頭で解説しておりますので、興味のある方は覗いてみてください。

https://sileo-create.com/blog-2023-0426/#%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%82%92%E6%98%8E%E7%A2%BA%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B

ステップ2 魅力的なコンテンツをつくる

ステップ1で考えた具体的なターゲット像に、どんな内容のセミナーだったら刺さるのかを考え、セミナーの内容を作っていきます。

セミナーの内容を良いものにするためのポイントを解説いたします。

セミナーのポイント3つ

  1. 新しい情報やアイデアを紹介する
    新しい発見や面白い研究結果を話して、参加者が興味を持つようにします。
    これは「参加者」にとって新しい情報ということで、カウンセラーにとっては当たり前の情報でも、参加者にとっては目新しい、ということも多々あります。
  2. ストーリー(エピソード)を活用する
    数多くの神話に代表されるように、人間は古来からストーリーが大好きです。
    積極的に自分が体験したストーリーや具体的なエピソードを交えて話しましょう。
  3. わかりやすい言葉で話す
    専門用語は極力使わず、わかりやすい言葉で話しましょう。セミナーはあなたの知識を披露する場ではなく、参加者に「参加してよかった」と思ってもらう場です。

では次に、関心を持ってもらえるトピックをどうやって見つけてくればいいのかを解説します。

関心を引くトピックの選定方法

1. トレンドに合わせたトピックの選定

  • 最新のトレンドの調査
    現代の心理学やカウンセリングの分野で何が話題になっているかを調べます。
    例えば、ソーシャルメディア、科学的な新発見、人気のセラピー技法などです。
  • 参加者の関心とのマッチング
    選んだトピックが参加者の関心やニーズに合っているかを考えます。
    例えば、若い世代であればデジタルデトックス、働く大人であればオンラインカウンセリングの効果など、ターゲットに適したトピックを選びます。

2. 具体的な事例の紹介

  • 実際のケースの選定
    自身の経験や同僚、業界内の事例など、実際にあった事例を選びます。これは、理論を現実の状況にどう適用するかを示すのに役立ちます。
  • 事例の詳細な説明
    選んだ事例の背景、問題点、取り組み方、結果などを詳しく説明します。参加者は理論が実際にどのように使われるのかを理解しやすくなります。

ステップ3 見込み客に宣伝する

SNSやブログ、メルマガを活用して情報を拡散します。web広告を併用して告知してくのも効果的です。地域のイベントや専門家グループとの連携も考慮に入れましょう。

オンラインもオフラインもフル活用することがポイントです。1つのやり方とらわれず、様々な方法で集客を行います。

オンラインでの宣伝方法

  • SNSの活用
    Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなど、さまざまなソーシャルメディアプラットフォームを利用してセミナーの情報を共有します。仲間にシェアをしてもらう等、積極的に拡散していきましょう。
  • メルマガ
    既存のクライアントやニューズレターの購読者に向けて、セミナーの案内メールを送ります。このメールには、セミナーの目的、内容、登録方法などを詳しく記載します。
  • Web広告
    Googleやyahoo等の検索エンジンの広告や、FacebookやX、Instagram等のSNSでの広告を活用して集客を行います。限られた予算でターゲットをしっかり絞って配信できる点がポイントです。

オフラインでの宣伝方法

  • 知り合いに告知しまくる
    自分の知り合いにセミナーの告知をします。どの縁がどうつながるかは誰にもわかりません。
    (知り合いには来てほしくない場合はこの手法は除きます)
  • 他のカウンセラーとの協力
    他のカウンセラーや専門家と協力して集客を行います。協力してくれたカウンセラーがセミナーを行う際にはこちらも積極的に協力する等、ギブの精神が不可欠です。
  • ポスターやフライヤーの配布
    セミナーのポスターやフライヤーを作成し、地域のカフェ、図書館、コミュニティセンターなどに設置します。
  • ローカルメディアを使う
    地元の新聞社やラジオ局、フリーペーパー等を活用してセミナーについての広告掲載を依頼します。

ステップ4 開催前の事前準備

成功は事前の準備で決まります。

かのヘンリー・フォードも、「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること。」という言葉を残しており、事前の準備の大切さを強調しています。

それでは事前の準備に必要な具体的な内容をご紹介します。

会場を予約する(オフラインの場合)

セミナー会場の予約は、早く押さえておくことにこしたことはありませんが、遅くてもセミナー開催日の2ヶ月前までには予約をしておきましょう。

ぼく自身セミナー会場の予約は過去に何度も行ったことがありますが、駐車場が広い、アクセスがいい等、条件がいい会場はけっこう先まで埋まっているケースも多くあります。

問い合わせ対応・資料制作等

セミナー準備は多岐にわたる作業が必要となり、その中には問い合わせ対応、資料制作、プレゼンテーションの作成、そして当日のスタッフキャスティングなどが含まれます。

これらのタスクは同時並行で進行するため、スケジュール管理と情報共有が重要となります。

具体的な準備業務は次の通りです。

  • 各種問い合わせ対応
    参加者や関係者からの様々な問い合わせに対応します。
  • オペレーション設計
    セミナーの流れやロジスティクスを計画し、当日の運営がスムーズに行われるように設計します。
  • スタッフのキャスティング
    当日の運営に必要なスタッフに、各自の役割や業務を割り当てます。
  • スライド制作
    セミナーの内容をわかりやすく伝えるためのプレゼンテーションのスライドを作成します。
  • 資料の用意
    参加者に配布するや資料を準備します。

ステップ5 当日の運営

セミナー当日には主に下記のような業務を行います。

  • 打ち合わせ、リハーサル
  • 受付
  • 誘導
  • ステージ進行
  • 機材オペレート
  • 飲食手配
  • 資料配布
  • アンケート回収

会場の準備をする

事前に会場に入り、本番に備えて万全の準備を整えましょう。

主には以下のような準備を行います。
(主にオフラインで開催の場合)

  • スライドとプロジェクターのテスト
  • マイクテスト(司会用と講師用)
  • 出欠確認表(参加者リスト)の用意
  • 飲み物の用意
  • お釣りの用意(参加費を当日現金で受け取る場合)
  • 領収書の用意
  • セミナー資料や配布物の用意
  • 会場案内看板(案内用紙)
  • 司会原稿
  • アンケートの用意

その他、お手洗いの場所を聞かれた際にスムーズに案内できるよう、お手洗いの場所は事前にチェックをしておきましょう。

貴重な時間を割いて参加してくださった方にご迷惑をおかけしないよう、最大限の配慮をすることがポイントです。

いい加減な準備や運営は必ず参加者にも伝わります。

ステップ6 フォローをする

セミナーが終わったら終了ではありません。
このあとが大切で、アフターフォローによって関心度の高い見込み客にアプローチしていく必要があります。

参加者はセミナーに参加したことで、あなたへの心理的な壁は低くなっています。
ですが、性急に成約まで持ち込むのではなく、アフターフォローによる営業を見越して、セミナーを販促活動の中継地点とみなすのがポイントです。

主に下記のような業務を、スピード感を持って行っていきましょう。

  • アンケート集計
  • お礼メール
  • メルマガ
  • webサイトやブログに当日の様子や感想をアップロードする

お礼メールを送る

参加者へのお礼メールは即日中、遅くても翌日までにすばやく行いましょう。
アンケートで具体的なお悩みや、解決したい課題を書いてくださった方は可能な限り面談のアポイントを取り、しっかりヒアリングを行いましょう。

また、見落としがちなのが欠席者へのフォローメールです。

一度セミナーを欠席すると、気まずくなってセミナーから遠のいてしまうのが一般的ですが、「ぜひまたの機会にお越しください」など暖かい内容のメールを送ると、欠席者も見込み客として保つことができ、次回以降につなげることができます。

まとめ

セミナーは1回行って成功する、というものではありません。はじめはうまく人を集められなかったり、満足してもらえる内容になってしまうこともあります。

ですが、それでもめげずに何度も開催していく中で、参加者が増え、内容がブラッシュアップされていきます。

ぜひ何度もチャレンジして、素晴らしいセミナーを開催していきましょう!

それではまた!

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